やる前から疲れる

(ネガティブ注意)
 しばらく鳴りを潜めていた上司の斜め上から(と感じる)の叱責が最近またぼつぼつ出始めている。叱責のネタというのが、たいていはこちらが何の問題も無いと思っていること(そして実際に何の問題もない)なので警戒のしようがない。
 あげくは上司自身の不注意(と感じる小さなトラブル)まで責任転嫁して文句を言われるのだからほとんど罠に嵌められているような気分。

 例えば上司に依頼した仕事について、唐突にこんなことを訊かれるわけで…。
 「あれはどうなってる?」(別の担当者経由であなたに依頼した仕事なんですけど?)
 「自分は正式にそれを引き受けていない」(じゃあ担当者が頼んだ時にちゃんと断ってよ、こちらは担当者から「依頼した」と聞いてるよ)
 「進んでないとは、一体どうするつもりだ!?」
 (まだ時間的に余裕あるんでなんともないですが)
 「オマエは仕事の進め方がおかしい、分かってない」
 (…口答えしても時間の無駄か…)

 こんな風にいつ何時ネチネチと文句を言われ始めるのか分からないので常時気が休まらない。そこへ来て模様替えやら席替えやら理由がよく分からないくせに疲れそうな作業をまとめて年末にやると予告されてたりして、心理的疲労感がハンパない。


 先日、技術系の取締役(CTO?)に「顔色が悪い」と言われた時に、思い切って上司との折り合いが悪ことについて相談した。
 司ばかりが悪いとは言わないが、とにかく仕事に対する考え方が合わなさすぎて諍いがよく起こる。できるだけ合わせる努力はしてきたが、そろそろ限界かも知れない。と言ったことを伝えた。
 取締役は「確かに彼(上司)のマネジメントには問題があると感じている」「本当はあなたのような人物を早く昇進させたいのだけど(いろいろしがらみがあってすぐには難しい)」「社長と相談して異動も考慮する」と言ったことを言わた。
 お世辞や方便が何割か分からないし、実際何かしてもらえるかどうかも分からないが、少し気は楽になった。