昼前から上司に因縁つけられた。近いうちに上司の納品予定があるので、そろそろやつ当たりされる時期だと警戒していたら案の定だった。
 またまた知らないうちにどんどん責任を増量されていたらしい。もともと無関係だった仕事を手伝っていただけのはずなのにねえ。こちらに振られた間に合わないのが確実だったのだから完全にやるのはどだい無理なのに。
 「出来ないことをリストにして提出しろ」とか執拗に言われたが、いつまでたっても責任者が仕様を決めようとしない(というかその能力が無い)ので、そもそも何が出来ればいいのかが分からない。何をすべきかが分からないのに出来ないこともへったくれもない。(「このソフトでは空は飛べません、時間を巻戻すことはできません、…」と出来ないことを無限に並べろと言うのか?)
 さらに今回の件で使用を強制されている開発環境は、未経験だから十分な完成度の仕事は出来ないとずっと前から何度も何度もさんざん伝えてある。実際に開発環境を使っていても分からないことだらけ。どうすればできるかが分からないということはつまり、何が出来ないのかも分からないということだ。
 それに、もし「あれとこれは出来ません」と報告したところで代案を立てたりアウトソースするといったことが上司にできるわけでもない。どうせ「本当に出来ないのか、なんとかできないのか」とエンドレスに詰問されるだけのが目に見えている。そもそも「仕様を理解しておらず、ソフトウェア開発の知識が皆無で、顧客との折衝や費用の調整権も無い」上司に何ができるというのか。せめて外野はすっこんでてくれないものか。

 そういうわけで根拠の無い妄想に基づく詰問と、歪曲した記憶による叱責を30分以上続けられて喩えではなく本当に胃が痛くなった。せめてもの抵抗として、周りに我々の話が聞こえるように仕事場の真ん中でやりあった。第3者が

悪意とか策略とかでなく全く自覚がないようなので最悪である。おかげで昼ごはんがまずかった。
 
 午後から他部署でやっている勉強会で臨時の講師を頼まれていたのだけど、今日の上司の様子だと後から「そんなことやってる場合か」とか難癖をつけられる可能性が高い。ということで事情を話して断らせてもらった。別に形式ばった勉強会というわけでも無かったので、普段通りの勉強会に差し替えるのに支障は無かったようだ。けどちょっと迷惑をおかけしてすみませぬ(でも上司にネチネチ絡まれるのはマジで健康に悪いのでできるだけ回避したい)。今日の講師役のために勤務時間外にいろいろ準備もしてたけど無駄になるかも。もしくは上司が居ない日に内緒でやるかだな。
 午後からは、上司が組み立てを終えた回路を組み付けて装置全体の動作チェック。上司が検査したはずの基板なのに、ざっと確認しただけで4ヶ所のミスが見つかった。配線が入れ替わっているのが1箇所、抵抗値が間違っているのが1箇所、配線忘れが1箇所。残り1つはまだ原因不明。さらに調整が狂っている可変抵抗が4〜6箇所もある。…これ本当にチェックされたのか?
 後の工程で前の工程のチェックをすることになるのは仕方ない面があるのでミスが残っていること自体はまあいいのだけど、ここまでザルなら前の工程でやっているという調整と検査はまるで無駄なのでなかろうか?
 昼前に痛めた胃にまだ違和感が残っているし、イライラしすぎてこめかみ周辺の筋肉がひきつって痛い。上司に回路の現状を伝えた上でさっさと退社。
 帰宅の途中でクリーニング屋に寄ってスーツとシャツとネクタイを引き取った。その足で100円コンビニでパンや牛乳などを購入。帰宅後は夜9時まで宅配便の再配達を待った。
 宅配便の荷物を受け取ってから改めて外出。日中のストレス解消とばかりに新刊本をどか買い。TSUTAYAを徘徊しているうちにたいていの外食店が閉まってしまったので夕飯は吉野家でいつものメニュー(牛すき丼+コールスロー+みそ汁+生卵=450円)。最後に吉野家の向いのマクドナルドでコーヒーとチキン。無線LANがメンテナンス中とかで使えなかった(それならさっさと帰宅すればよかった、くそう)。