上司の担当分であるマイコンのプログラムができたらしい*1
 実機に組み付けて動作を試すためには発信器の周波数を半分に分周した同期信号が必要になる。分周器とか別の発信器とか気の利いたものは無いので、自分の部品箱からカウンタICである74LS393を見つけ出してブレッドボード上に分周回路をでっち上げた。ICの電源は装置本体の電源から取れるように分岐アダプタのようなものを適当に作った。組み立てた回路に発信器の信号を入力して正しく分周されていることを確認した。
 回路の変更・改造はもう一箇所。ある時間定数を調整する可変抵抗が組み立て後に調整しづらい向きに半田付けされていたので、取り外して向きを変えて付け直した。今回の基板は鉛入り半田が使われているが、会社の半田吸い取り器は全て鉛フリー半田用と決められているので使えない。幸い古い半田吸い取り線があったので、これを使うことにした。吸い取り線が古くて銅網線の表面が酸化していたせいか、取り外しにはなかなか手こずった。どうにか部品を取り外した後は不要な抵抗の足線をこてで熱しながらスルーホールに通して、残った半田をできるだけ取った。最後に新しい可変抵抗を正しい向きに付けておしまい。
 まず付け直した可変抵抗が壊れていないかをテスタで確認してから基板類を元通りに組み立てた。

*1:上司は休日出勤で作ったとか。お疲れ様です。