仕事に復帰。なのだが、昨日は気分最悪で夜もイライラしてほとんど眠れなかったので結構しんどい。明日から週末なので今日だけはんとか凌がねば。
 全く気が進まないけど、昨日「謝罪がないのはどういうことだ?」「どれだけ迷惑したかわかっているのか?」とかのメールを送ってきた上司にいきさつを確認に。最初、何を言っているのか分からなかったが、どうやら業者からの「このように進めていいですか?」とうい問い合わせに、不在だった私の代わりに上司が自分で回答していたらしい。その後でメールを読んだ私が回答を送ったため、業者に意思統一のできていない会社に見られるのが我慢できないということらしい。
 もともと近頃、上司と付き合いのある業者との間で、業者に「舐められる」ことに過敏になっているようだ。
もっともそれらの業者が本当に「舐められてる」のかどうかは分からない。同時期にいくつもの会社との付き合いがギクシャクし出したというのなら、その共通要因(つまりは上司)に問題がある可能性が高いと思うのだが。ぶっちゃけ、単に「メンドクサイ相手だからなるべく連絡したないように避けられてる」だけな気も…。
 ともかく怒っている理由は分かった。でも思い出す限り、上司が業者にした回答についてのメールは受け取った記憶がない。火に油を注いでもつまらないので、その場は黙って説教を聞いておいた。(30分ほど)
 後で確認したらやっぱり上司の回答メールも、「回答した」という連絡メールも受け取っていない。最期に受け取っているのは上司が業者に送った「明日の朝に回答する」というメールの同報だ。
 どうやら上司は電話か対面で回答をして、そしてそのことを私には連絡しなかった(し忘れた)らしい。なので私には、上司が「回答する」という約束をしたまま放置していたように見えたわけで、それゆえに少し後から自分から回答メールを送ったわけだ。なにせ上司のメールには「自分は何も報告を聞いてない」だのなんだのと責任逃れの臭いがぷんぷんしていたので、まさかその後で回答していたとは思いもよらなかった。なるほど、「とても迷惑した」というのはしたくもない回答をしたことを言っていたわけか。

 かいつまんで言うと、

担当者不在の間に上司が(勝手に)回答し、それを知らされていない担当者が後から回答したことに、上司が「ややこしいことをするな!会社の恥だ!」

と怒っていたわけだ(「手間をかけさせたことに謝罪しろ」とも)。いきなり叱責された担当者が混乱するのも当然である。

 まあこんなざまでは業者に舐められても仕方なかろう。実際「まともに情報伝達できてない会社」なのだから。

 タネがわかれば余りにもアホらしい話であある。最悪の気分で過ごした1日があまりにももったいない。
 確かに私もあわてて回答をせずに上司に状況を確認すればよかったのだろう。でも、代理で回答したことを担当者に連絡しなかった上司に落ち度はどうなのか。
 こんな程度の行き違い、普通ならちょっとした笑い話で済むところなのだろう。でも、自分の落ち度を微塵も疑わずに、「謝罪しろ」とか「会社に恥をかかせた」などという苛烈なメールを、身内を亡くした直後にいきなり送りつけられた側としてはとうてい笑えない。全く笑えない。

 悪意は無かったようなので恨みはだいぶ薄れたが、その浅慮さに対する軽蔑はより一層深まった。どれだけ部下を敵に回したいのか。


 怒りが憐れみとか失望に変わった後はまあ普通に仕事をすることもできた。でも寝不足までは直らず、元気が出ない。仕事を早めに切り上げて、スマホの乗り換えの準備のために近くのauへ。