先週末、最先端研究開発支援プログラム*1の中心研究者及び研究課題が公表された。
最先端研究開発支援プログラム 「中心研究者及び研究課題」の決定について - 科学技術政策 -
ぱっと見て思ったのはビッグネームが多いなということ。ナノテクの川合知二教授や、iPS細胞の山中信弥教授、ノーベル賞受賞者の田中耕一氏、AB効果の可視化の外村彰氏などなど。
また前例偏重?と思わなくも無いが、今回のプログラムの目的は、儲かる産業を作りだすために、「既にモノになりつつあるテーマ」にドンと予算を出すということなのだろう。
それでも個人的には、富める研究室がますます富む一方で、それ以外の研究室をやせ細らせるこういう施策にはイマイチ賛成できない。このプログラムは、審査が拙速だとか政権交代で白紙になるかもとか色々言われているので、もしやり直すことになるならもっと小額に分けて採用件数を増やしてもらいたいと思う。