Natureのeditorial(論説)に科学技術立国ニッポンの凋落を予言する記事が載ったそうな。
http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2909
元記事:Japan's tipping point | Nature(原文はあとで読む)
日本は、アカデミアの人事体系が破綻しつつあるにせよ単にまともに発展していないにせよ、才能ある人材を逃し続けていつまで平気でいられるのだろうか?
若手研究者の独立を促すための十分な報奨も支援もない中、いま日本は科学先進国としての地位から転げ落ちようとしている。
Natureの記事では国際化の遅れ・人事の硬直化・予算配分の不均等が問題にされているけど、(それらの結果として)教育や研究の現場でもアカハラや論文捏造がなどの問題が表面化してきている。
大学院で煮え湯を飲まされた身としては、さっさと崩壊してしまえという思いも無いではない。けど、もしそんなことになったら苦労するのは若手研究者や学生ばかりで、原因を作った年配教授や行政官は定年&天下りで逃げ去るのだろうな…。