ゲーム脳の研究

http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2889

おかしな誤解が世にはびこることで真っ先に影響を受けるのは、決まって公的研究資金の配分です。いま現在ですら「ゲーム脳の研究を行え」という要望が文科省の諮問委に押し寄せる状況なんですから

まっさかー。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06060727.htm

(研究内容の例)
ア: 乳幼児期の保護者等との愛着などのコミュニケーションの脳機能に関する研究。
イ: 睡眠や脳内代謝など脳を養う仕組みの解明のための研究。
ウ: 様々な体験(自然体験、生活体験、社会体験、異年齢集団との交流、職業体験等)が子どものこころの健全な育成にもたらす影響に関する研究。
エ: メディア(テレビ・ビデオ・インターネット・携帯電話等)やゲームなどの脳の発達に与える影響を解明することなど脳と社会の関わりに関する研究
オ: ADHD自閉症等に関連する発達障害の予防法・治療法の開発のための研究、
カ: 効果的な学習と感受性期の関連に関する研究、などを行う。

本当らしい。orz

ここに上がっているテーマって、発達心理学や教育学や社会学の研究テーマとしてはありかもしれないけど、「脳」とか「情動の科学」とかを持ち出されるととたんに胡散臭く感じる。これが本当の「ゲーム脳の恐怖*1なのだろうか。

*1:ゲーム脳理論がはびこるのではないかという恐怖