間違った英語を外に出すのは

regist という英語は無い | 秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ

ソフトウェア技術者として、英語は避けることができない要素だし、「名前重要」が身についているなら、常に書いている英単語が正しいかどうか、辞書でチェックすべきだろう。

天下の○○○が、間違った英語を API に含めて出してるのはまずいと思ったので、会議の際に議題にあげてみたのだが、どうも反応が薄い。「すでにその名前で呼び出している他のプログラムがあるので」とか、「関数名を変えてビルドすると全部再試験になるので」(そのプロジェクトには、自動ビルドとか自動テストという概念は無かった)とか、まあとにかくいろんな理由で、直さないという決定になったもんだ。

 
 使用者の目に触れないソースコードなら直す手間を省きたいのも分からなくはない。けど、どこかの会社のように、製品の一番目立つ場所に中学レベルの英単語のスペルミスと前置詞の間違いを残して平気なのは論外だと思う。
 自分なら2つの理由でその製品を買うのを躊躇する。

  1. そんな間違いをおかす程度の知的レベルである
  2. そんな目立つ場所のミスも発見できない(直さない)ほど検査がずさんである。

 
「直す金がもったいない」というのなら、せめて確定する前に複数の人間にチェックさせるべきだ。