朝から実家で田植え。
植え込みアームが動かなくて農機具屋さんを呼ぶというトラブルがあった。原因は単に調整ダイアルが中途半端な位置になっていてギアが噛んでなかっただけらしい。農機具屋さんに来てもらったときに、自分は先週植えた田で挿し苗*1をしていたので直接見ていたわけではない。
その後の作業は滞りなく進んだ。途中で父親と交代で草刈りをしたりしながら、午後2時ごろに田植えは終了。草刈りのついでに土砂が溜まっていた用水路の溝さらいをしたのだが、これが結構きつかった。溝が結構でかくて深いのでクワで土を持ちあげるのに一苦労した。
2時過ぎに帰宅して遅めの昼食を取り、しばし休息。
4時ごろから今日の後片付け。稲の苗を育てるのに使った育苗トレーを洗っておかねばならない。育苗トレーは大きさ30cm×60cm、深さ3cmくらいの長方形のプラスチックで、底面に2cmくらいの間隔で格子状に穴が開いている。使用後のトレーには泥と苗の根などが絡まっているので、片付ける前に洗い流しておかねばならない。トレーに庭木の水遣り用のホースで水をかけながらブラシでこすって洗い落としてゆくのだが、しゃがんだままの作業なので見かけ以上にきつい。今日の分は55枚ほどだが、1枚に1分程度でも1時間はしゃがんだままになる。実際には1時間半ほどかかった。
機械化によって田植え作業は自分が子供の頃に比べても楽になったが、その準備と後片付けの手間はあまり改善されていない。このあたりに農業ビジネスのニッチがあるかもしれない。

*1:機械が植えそこなった苗を手で植えること