大学の資産運用力

米国の主要大学はどうしてこれほどの投資益を叩き出せるのか?:国内大学強化に向けた考察3 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

大学から若干信じがたいレベルの経済的なサポートを得、他では得がたい濃い学問的、社会的な経験をし、優れた友人、そして師達に出会い、世の中に出て身に着けたスキルとネットワークを生かし、更に成功する、その感謝の気持ちがこのような大学へのギフトとなって返る。これが一つの系であり、サイクルなのである。

素晴らしい、と言うか羨ましい。
この米国のトップ大学の経済力は、かなりの部分が資産運用に負っているらしい。

市場が赤字のときですら黒でまわしているデータから明らかなように、本物の投資、ファイナンス力を持っているのである。
(中略)
Yale Corporation、Harvard Corporationでの資金運用をする人間は超一流のinvestorであることが知られているが、まさに彼らがアメリカのアカデミアを身体を張って守っているとも言える。

単に真似すりゃいいってもんではないけど。
今の金融状況では運用益を出すのは難しいだろうけど、そうでなくても保守本流の大学で優秀なinvestorを高給で雇うなんてこと出来るような気がしない。そもそも総理大臣が「株をやる人間はうさんくさい」とかノタマウ国では…。