今日も実験。昨日出来あがった回路を使って制御性能が良くなるかどうかを試す。
実験を開始した早々、バグが出た。午前中に1時間ほどその原因を調べてみたがはっきりしなかった。実験には支障がないバグだったので、修正は後回しにして午後から実験を再開。
今回は調べる項目のリストを上司に作ってもらったので、それに従って作業を進める。いくつか?な項目もあったが、余計なことは考えないようにして、できる限り機械的に体を動かす。いつもなら「この項目にはどういう意味があるのか?」などと考えてしまい、納得できない不快感を感じていたと思う。何も考えないというのもコツの一つかも。
途中で装置のネジ山を潰しかけてタップを切り直したり、変なノイズに悩まされたりと、なんだかんだとやっていたので本来の実験を始めるのが遅くなってしまった。仕方なく久々に長めの残業をしたが、実験項目の全ては消化しきれなかった。

今日の実験の印象では、外付け回路によるアナログ制御がデジタル制御に比べて良いようには見えない。むしろデジタル制御の方が優れているように見える。
アナログ制御でも安定に動作していれば測定に支障はないが、デジタル制御に比べるとやや不安定になりやすい。さらに、時々原因不明のスパイクノイズが起こり、制御が不安定になる。デジタル制御ではこのスパイクノイズは起こらないので、原因はアナログ制御回路にあるのは間違いなさそうだ。
念のために、上司にも現象を見てもらってこれらの見解についての同意を得ておいた。