今日は朝から基板メーカーの技術者が回路ノイズの観察に来ることになっている。というのに回路の責任者が風邪で休んでいた。こういう時に限ってノイズが再現しないというのが世の常なのだが、今回も御多分に洩れずうまく再現できなかった。先方は事業所の偉いさんも含めた4人も来てくれたのだが、こうなるとむしろプレッシャーである。
最初、デジタルオシロで数kHzのノイズを観察していたのだが、これは勘違いで実は約500kHzの正弦波ノイズのエイリアシングされた信号だったようだ。この500kHzはソフトウェアを起動した時にリレーがONになって出力される。この成分は十分に周波数が高く、測定には影響しない。以前問題になったのはもっと低周波のノイズだ。そのときと同じ測定状況にするために、アナログオシロを使ってみたりモジュールを交換したりもしたが、どうしても再現できない。なんとも気まずいまま今日は終わりになった。

やっぱり社内で作った回路が問題なのだろうか?