健康診断。去年から体重が少し増えてしまったが、諸々の数値は少し良くなった。このごろ不摂生していたはずなのになぜ?
 病院からの道すがらラーメン屋で昼食を取ってから出社。ノイズを調べていたら昨日と同じ納入先からまたしても問合せの電話が。今度は測定の動作がおかしいらしい。が、状況を聞く限りソフトウェアの動作は正常に思える。後は結線ミスか回路の不良とか電気・機械系の障害ということになるが…。まずは結線を調べていただくように伝えた。
 何度か電話でやりとりした後、結局ケーブルの接続がまちがっていたことがわかった。この部分は同じ形のコネクタが並んでいて紛らわしく、どうしても接続を間違えやすい。しかも機体によってはコネクタの配置が入れ替わっていることがあるので、マニュアルなどに接続法を記載しておくことができないという難点がある。ちなみに、この苦労を踏まえて、自分で設計できる装置はケーブルを間違えて挿すことができないようにコネクタ形状を全部変えるようにしている。
 結線を直したら動作が正常になったということなので、中断していたノイズ調査を再開した。信号の大元を探っていくと、ある部品メーカーから購入した回路モジュールから比較的周波数の高いノイズが出ていることが分かった。しかし、今問題視されているノイズはその100分の1ほど周波数の低い正弦波なので、モジュールからのノイズとの関連がはっきりしない。もちろんモジュールを外してしまうと最終出力のノイズも消えるので、関係があるのは確かだろうけど…。一応メーカーの意見を聞くために技術営業にメールを送っておいた。