次回の査定項目に、自分で設定した目標の達成率を加えることが決まったそうだ。そういう噂は前から聞いていたのだが、昨日になって上司から直接聞かされた。

PRESIDENTのこの記事によると、この評価法を「目標管理制度」と呼ぶそうだ。成果主義がもてはやされた頃に盛んに導入されたらしい。
手持ちの本を調べてみると、デマルコの「ピープルウェア」や「ゆとりの法則」でも目標管理について述べられていた。これらの中でデマルコは目標管理を批判しており、特に「ゆとりの法則」では辛辣である。それによると目標管理には2つの誤った仮定があるという。ひとつめは組織の現在の状態が今後も続くという仮定、ふたつめは組織に対する貢献度を単純な数値で計量できるという仮定である。