へいへいほー

 田んぼの脇に生えている雑木の伐採。エンジン式のチェーンソーを初めてまともに使った。
 まず1本を父親が切り倒したが、どうにも見ていて危なっかしい。次の木は斜面に生えている上に根元から二股になっいてかなり難易度が高そうだ。父親に任せるのは危なく感じたので、自分がやることにした。
 木を倒したいのは斜面の下に向けてだが、そのためには倒す方向から幹に切り込みを入れておく必要がある。つまり空中側から刃を入れないといけないが、そんなことは無理。チェーンソーを胸くらいの高さに担ぎ上げて横から刃を入れるしかない。これがかなりの重労働。
 しかも足場が悪いのでもしものときの退避することも難しい。とにかく慎重にやるしかない。おっかなびっくりで、ときどき刃を食い込ませてしまったり、四苦八苦したが、どうにか無事に切り倒すことはできた。木の粉はかぶるし、草の実が服にびっしりくっつくしで大変であった。
 今日切り倒したのは2本だけだけど、枝を払ったらかなりの量になった。これから数年かけてあと10本近くは伐らないといけないのか…。
 ちなみに、切り出した丸太や枝は山裾のちょっとした空き地に積み上げておいて、しばらく乾燥させてから燃やすことになっている。