朝礼とミーティング。朝礼の後、別棟から来ていたもう一人のソフト担当者にそろそろ開発環境のバージョンを上げたいのだけど、どう思います?と訊いてみた。
 自分がバージョンアップを考える一番の理由はBoostやOpenCVなどの最新バージョンが今の開発環境で使えなくなってきたから。で、「Boostのバージョンを上げられないのが不便なんですよねー」と言うと、彼は「そんなにスピードが要らないだろう?プリコンパイルヘッダだけで十分コンパイル速いし」と、どうも会話が噛み合わない。
 後から考えみたらどうも彼は「Boost」がテンプレートライブラリであることを知らずに、コンパイルを高速化するプラグインか何かと勘違していたらしい。
 トホホである。
 使う使わないは別にしてC++で仕事をするならBoostが何かくらいは知っておいて欲しかった。そういえば彼は「ハッシュ」という用語も知らなかった。でもその割にはちゃんと動くプログラムを書けているのがちょっと不思議ではある。
 その後のミーティングではまたちょっと上司と揉めてしまった。報告やら予定やらを気まぐれに求められる割に何もコミットしてもらえない*1ので、つい、「責任者であるあなたがそんなにお客さん感覚では困る」といったことを訴えたら、「心外な!毎週わざわざ催促してやってるのに!」と返された。
 あれ?
 「さっさと注文したもの持って来い」って催促して良いのはお客さんだよね?基本的に店長が言うことじゃないよね?それも、店が混んでるとかバイトが辞めたとか、店側に原因がある場合に。
 もうホント、トホホである。

 ミーティングが終わった後は、先週HDDの壊れた開発機を復活させる。余っている機体からボードPCと電源を取り外して開発機の筐体に取り付ける。すんなり交換できると思っていたが、それぞれの筐体とバックプレーンの仕様が微妙に違っていて、ATX電源のLEDの線をつなぐことができなかった。電源が入っているのにLEDが光らないというのは落ち着かないが、仕方が無いのでしばらくこのまま。
 Windowsを再インストールしてUpdateしたり、開発環境をインストールしなおしたりしているうちにすっかり夜に。

*1:自分が責任者であるはずのソフトウェアを2年以上操作しようともせず、機能の追加などが終わっても動いているところを見ようともしない。