年功序列が根強い業界

今日の雑談」から孫引き

偉かった昔の教授 - 日々是好日

 「内容が正しく理解できないから私の名前を論文から外してください」と言い切れる教授こそ若い世代を育てる名伯楽になりうるのではなかろうか。

 「内容が正しく理解できないから私の研究室から出て行け。」と言い切る教授ならたくさんいるかも。これでは謙虚さではなく、単に突き放しているだけ。

研究者に「親離れ子離れ」のすすめ - 日々是好日

 遅くとも30歳で研究者を独立させる制度を、わが国は確立しないといけない。これまで日本のやってきたことは、若い有為の研究者の独立を推進するどころが、独創的研究者の萌芽を摘み取ることであったといっても過言ではないと思う。誰が芽を摘み取ってきたのか。『実験をしない、そして実験の出来ない教授』でありながら、研究者を装ってきた人たちである。

 今の大学院は人材を育成するところではなくて、「意義の不明な研究テーマ」と「指示の朝令暮改」で学生をイビって、それに耐えられない/従順でない学生をふるい落とすところ、な気がする。
 「いいから黙って私の言った通りにしろ(さもなくば…)」と暗に陽に脅すだけでは独立心も汎用的な研究のスキルも身につくはずもない。(と言うかそれらを持っているほど生き残れないようになっている)