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全面的に同感。

 学生は学位が取れずに退学することになれば、悲しいほど残る物がなく、逆に失う物が大きすぎます。教官と上手く行かなくなったといっても、現在では指導教官を換えることすら簡単ではありませんし、もしそれが自由にできるようになったとしても、途中で研究テーマを変え最初から出直すのはとても勇気がいることです。だからこそ、一旦大学院に入ってしまえば、相当な苦しみにも耐える覚悟が要求されます。

一方、学生を引き受けた教授が「面倒」と学位を取らせることができず退学させたとしても、教授にはほとんどマイナスとはなりません。別に、教育に力を入れなかったとしてクビになったり減給されるわけでもなく、全く罰せられることはないのです。助手クラスに任期制が導入されるという話がありますが、教授クラスは殆ど終身雇用状態ですので、クビになる心配はありません。たとえ任期制が導入されたとしても、大学教授という知能指数の高い人間にとって自己弁護の言い訳や屁理屈を並べることは造作もありません。私のケースでも、「教育方針は個人の適正を判断して個別に決めているのであって、差別しているのではない。放任して自主性を重んじる教育をする場合もある。」どうです、素晴らしい言い訳ができるではありませんか。

また、教授会で問題になったとしても、老獪な連中は共に保身のための協力をするでしょうから、結果は予想されます。どの様な改革がされたとしても、教授達の優位と地位の安泰は崩れることはないでしょう。

 私は、声を大にして言いたい。大学には、どうしてサイエンスにとって百害あって一利なしというサイエンティスト(教授)が蔓延し、それを排除することも出来ないのか!!。