大学へ。研究室には助手の人がいた。
久しぶりに論文を書き進めた。前は論文のTeXファイルを開いただけで気持ちが沈んで頭がぼんやりしていたが、今日は、何度か気分が悪くなりそうになりながらもなんとか5時間くらい持ちこたえることができた。特に大きな進歩だったのは、不要な段落をまとめて削除できるくらいに余裕が出てきたことだろう。以前なら、作業が退行してしまうような気がして、なかなか文章を削る決断は出来なかっただろう。
また、今日はいつもより視界に入る文章の量が多いようにも感じる。調子の悪いときは前後数行の文章しか意識に乗せておくことができない。そういうときは視界にもその数行しか入っていない(認識できない)ので、文章をいじるほどに前後とのつながりや構成がちぐはぐになってしまいやすい。

今日はたまたま調子が良かっただけかもしれないし、まだまだ意識的に平常心を維持しないといけないが、現時点で最大の苦行である論文書きにおいても合理的な判断がでるくらいに精神力が回復しつつあるように思う。