研究室に設置されているネットワーク複合機、FUJI Xerox ApeosPort-II C3300に印刷できるようにした。
ドライバの入手
メーカーのサイトからドライバとユーティリティをダウンロードする。
http://download.fujixerox.co.jp/apeosport/download/c4300series/linux.html
http://download.fujixerox.co.jp/apeosport/download/c4300series/linux_utility.html
RPMをDebに変換
パッケージ変換ツールのalienをインストールする。
$ sudo apt-get install alien
$ alien fxlinuxprint-1.0.1-1.i386.rpm $ alien fxlinuxprintutil-1.0.1-3.i386.rpm
ドライバをインストール
# sudo dpkg -i fxlinuxprint_1.0.1-2_i386.deb # sudo dpkg -i fxlinuxprintutil_1.0.1-4_i386.deb
CUPSを再起動
必要ならCUPSをインストールする。インストール済みならドライバを読み込ませるために次のように入力してCUPSを再起動する。
# sudo /etc/init.d/cups restart
CUPSの設定画面にアクセスする
ブラウザで http://localhost:631 にアクセスしてCUPSの設定画面を開く。
プリンタの自動検出
CUPSのメニューで「管理」を選び、「新しいプリンタの検索」をクリックする。今回は
FUJI XEROX ApeosPort-II C3300 (FUJI XEROX ApeosPort-II C3300 192.168.102.2)
FUJI XEROX ApeosPort-II C3300 v 3. 8. 2 Multifunction System
の2つが検出された。
2つめ(Multifunction System)の方が機能が多そうだったので、そちらの「このプリンタを追加」をクリックする。プリンタの名前や場所は適当に入力して次に進む。
メーカのリストで「FX」を選び、そこにあるドライバを選択する。(実は最初、FXのリストがあることに気づかずXeroxを選択していた。Xeroxの機種名のリストに該当するものが無かったので直接PPDファイル(/usr/share/cups/model/FujiXerox/en/fxlinuxprint.ppd)を読み込ませた。結果は多分同じだと思う。)
印刷テスト
CUSP設定画面の上のメニューで「プリンタ」を選び、インストールしたプリンタの「テストページの印刷」をクリックして、テストページが印刷されることを確認する。
*1:変換したら、拡張子だけでなくファイル名の一部の-(ハイフン)が_(アンダーバー)に置き換えられた。