昼前に実家から祖母の様態が悪化したという電話があった。夕方に様子を見に行くつもりだったが、午後に今度は様態が急変したという連絡が来たので急い出発した。
夕方5時ごろに老人ホームに着いた。ホームには両親の他に叔父夫婦とその息子2人が先に来ていた。間もなく叔父夫婦の娘夫婦が到着した。
祖母は、だいぶ前から意識がはっきりしなくなっていて、呼吸もかなり弱くなっていた。しばらくすると医師が心電計を取り付けて下さった。呼吸も心拍も不安定になったり安定になったりを繰り返していたが、やがて心電計の振れがフッと止まり、そのまま動かなくなった。
午後8時前に祖母永眠。
残念ながら叔父夫婦と従兄弟達はちょうど食事に出ていたが、幸い両親と私はその時に立ち会うことが出来た。享年88歳。今月の8日に誕生日を迎えたばかりだった。
清拭と衣装換えと死化粧は老人ホームの職員にしていただいた。父と叔父は葬儀屋に連絡してそのままホームで待機し、私と母は先に家に戻って亡骸を寝かせるための布団を準備した。まもなく葬儀屋が祖母の体を車に載せて帰ってきたので皆で布団に寝かせた。葬儀屋が遺体保存のためのドライアイスを置き、枕もとにろうそくや線香を並べ終えるのを待ってお寺に連絡。
葬儀屋は明日以降の段取りを伝えて帰っていった。入れ替わりに住職が来られて枕経を上げて頂いた。
今日はこれで終わり。明日以降の用意も必要なので夜遅かったがアパートに戻った。