お通夜。
準備は午後からなので、昨日の疲れもあり、母親ともども遅めの起床。昨夜買っておいたサンドイッチなどで軽い朝食。
遺影の写真データを葬儀社に渡し、遺影のフレームや祭壇でのスライド背景などを母親と決めた。母親は昨日に続いて伯父の友人関係に連絡をするなどしていた。
2件ほど伯父のスマートホンに電話がかかってきたので自分が応対して伯父が亡くなったことを伝えた。通夜や告別式については特に訊かれなかった。
昼前に伯父の遺品を整理していたらデジカメの中に、先日母方の親族が祖母の実家に集まった時の写真が見つかった。伯父自身が写ったものもあるので写真にプリントして配ることにした。昼前に父親がやってきた。お通夜が夜7時からということで、午後2時頃に3人で遅めの昼食。コンビニに買い出しに行くついでに写真プリントをしてきた。
夕方4時頃から親戚がぽつぽつ到着。6年前の祖母の葬儀も同じ会場だったが、祖母の姉妹は(存命の人が多いものの)遠くに住んでいることもあり参列する人はいなかった。近くに住んでいる祖母の一番下の弟(伯父や母の叔父)だけ夫婦で来てくれていた。
お通夜の始まり前に会場に下りてゆくと、なにやらロビーが騒がしい。どうも御友人が予想以上に大勢来て下さっているようだ。
お通夜が始まり、親族の焼香が終わって、一般参列者の焼香の時に友人席を見ると、用意されていた席がほぼ埋まっていた。後から数えると、同窓生・友人だけで参列者が40人近くになったようだ。
昔の根暗な伯父を知る親族はみな、その人数と彼らが口々に伯父を「楽しく気さくな人だった」と言うことに驚いていた。両親と自分も「もっと小さい会場で足りるだろうけど、せっかくだから祖母と同じ大きい方の会場でやろう、席がガラガラでもいいから」などと言っていたが、大きい方にしておいてよかったと胸をなでおろすことになった。
この数年で何があったのか、まったく分からないけど恐れ入りました、伯父上。