今日は妙に気分がすっきりしている。睡眠不足は相変わらずだが、憂うつ感はほとんど無い。理由がさっぱり思い当たらないのだが、うつ病は「振り子がふれるように」良くなったり悪くなったりを繰り返すらしい*1ので、今はたまたま良い時期なのだろう。

午前中、社内の組織変更が発表された。部署の名前が変わったのに加えて、部が2つほど増えていた。しかもそのうち一つは構成員が1人しかいないのに「部」にされていた。他の部も部長を含めて3人程度の部ばかりである。よく見れば社員の3分の1が部長もしくはそれと同等の役職という状態である。そのうち社員全員が部長になるのかもしれない。
結局、年功賃金で給料を増やすのに基本給を上げたくないがために「部」を乱発してポストを増やしているのだろう*2。基本給を上げる代わりに「役職手当て」を付けることで、基本給を基準に決める賞与額を抑えることができるし、いざというときは「必殺・組織変更の術」で部を無くしてしまえば人件費を削ることもできる。

なお、明確な役割を決めずに無理に作った部は、意味不明な部名が付けられている。「新規開発部」って何さ。

そもそも縦割り組織のせいで情報が共有されないことが問題だと言ってたはずなのに、さらに部を増やしているのだからおかしな話である。「おかしくないですか?」と質問したら、部長同士の会議を設けてそこで情報を共有するのだそうだ。情報共有ってそういうもん?もっと個々の社員の間で作業のコツやトラブル情報を与太話として披露できる場が必要だと思うのだが。


午後いっぱいは先日来たクレームの確認実験。

*1:ツレがうつになりまして』より。立ち読みですが

*2:かつて大企業がだぶついた団塊世代を遇するのに使っていた手法である