オリックス元監督の仰木彬さんが今月15日に亡くなっていたことを知った。個人的に一番好きな監督だっただけに非常に残念だ。仰木さんが合併前のブルーウェーブの監督だった頃はテレビ中継をよく見ていし、球場にも何度か行ったこともある。
しかし、ちょうど仰木さんが監督を引退した頃からプロ野球がつまらなくなった。良い選手が日本のプロ野球に見切りをつけてメジャーに流出してゆき、さらに買収騒ぎなどでプロ野球界のいやらしさが明るみに出るようになったことが原因だ。改革をうたいながら何も変わらないプロ野球。既得権に妄執する老人に支配される日本社会の縮図を見るようですっかり愛想をつかしていた。
仰木さんが監督に戻ってきてくれて、少しは面白くなるかと思っていたのだが...。ご冥福をお祈りいたします。