悩むチカラ ほんとうのプラス思考
posted with amazlet at 05.07.16
昨日生協で購入。半分ほど読んだ。内容はなかなか良いと思うが、いくつか気になる点がある。
まず、本書で取り上げた人物の内面について著者の推測がさも真実であるかのように断定的に書いている点。著者はこれらの人物に実際に会ってもいないようなので、マスメディアからの情報だけで決め付けているような軽薄な印象を受けた。次に、文章のまずさ。まず１文が長く、意味のわかりにくいもって回った表現が多い。
最近読んだ中にはこういう文体の本がほとんど無かったので、とても気になる。
ちなみに本書の著者は文学部出身らしいが、私が普段読むことの多い技術書や啓蒙書の著者は理系出身者が多いので、分野が違うことによる違和感にすぎないのかもしれない。
