父と叔父が先行してバインダーで藁を確保。バインダーとは、稲を刈り取って一定の太さごとにひもで束ねてゆく機械。稲穂は付いたままなので、後からコンバインで(藁カッターをオフにして)脱穀する必要がある。毎年のように一番広い田んぼの3周分ほどを藁にする。
バインダーで束ねられた藁は地面に倒れているので、早めに籾を取ってしまわないといけない。脱穀の済んだ藁はしばらく放置しても構わない(と言うかむしろしばらく放置して乾燥させる)。
自分がコンバインで田んぼに着いたときにちょうど父親たちは3週目に入ったところだった。コンバインは微速で後を追いながら、バインダーで処理された稲の束を拾って脱穀してゆく。
コンバインが追いつく前にバインダーの作業が終わったので、父と叔父は軽トラにバインダーの機械を積んで小屋に戻った。自分は引き続き稲束を脱穀し、それが済んだら通常の刈り取り(コンバインで刈り取り+脱穀+藁シュレッダー)を開始。刈り取りを始めるとすぐに小雨が降りだした。1週目が終わる頃にはかなり本降りに。なんとかコンバインのタンク一杯分刈りたかったが、その前に1周回った時点であきらめて撤収。短時間だが雨に濡れた籾が詰まらないかひやひやしながらコンバインを動かしたが、まったく危なげなかった。
雨でずぶ濡れになりつつコンバインで小屋まで戻った。