今日は朝から稲刈り。
朝は露で稲が湿り気味なので、ワラや籾を機械に詰まらせないように、しばらくはコンバインのスピードを少し落としてゆっくり刈り取る。
一番大きな田の刈り残しを済ませるとちょうど正午になった。残りの1枚の田は別の場所にある。父親がコンバインを運転してぼちぼちとそちらに移動している間、軽トラに機材を積み込んで叔父と一緒に次の田に先行した。
途中、自転車に乗った母親とちょうど鉢合わせしたので、母親が持って行こうとしていた弁当を受け取った。
機材を下ろして軽トラを邪魔にならない場所に移動していると、コンバインに乗った父親がやってきたので、皆で昼食。
食後、ちょっとだけ休んでから刈り取り開始。基本的にコンバインに乗り込んで操縦するだけなので、食後すぐでもさして作業に支障はない。この田の広さからすれば日が落ちるまでには余裕で刈り終えられるはずなので、急ぐ必要もないだけど。
しばらく運転してから父親と交代。軽トラの中で10分ほど仮眠してから米袋運びなどをのんびりやった。
今のコンバインには米を一時的に貯めるタンクがあるので、米袋がいっぱいになってもしばらくは刈り取りを続けることができる。なので、もし田の奥を刈っている時に米袋がいっぱいになったとしてもそこで新しい袋に差し替える必要はなく、軽トラに近い場所に来てから米袋を下ろせば済む。うまくやれば一人でもさほど苦労せずに稲刈りをすることができる。
祖父母の時代はもとより、自分の子供の頃に比べても農業機械の工夫は進んでいる。つくづく便利になったものだ。
写真は近くに咲いていた彼岸花。