以前の休日出勤の振替で休みを取った。
 朝から実家に向かい、母を載せて伯父の家へ。伯父の旅行の同行者の人と10:30に待ち合わせて面会。預かってもらっていた伯父の車のキーを受け取り、事故の経緯や近頃の様子などの話を聞かせてもらった。車のキーには家の鍵も繋がっていたので、無事家に入れるようになった。
 その後、母親が挨拶と連絡先を伝えるためにご近所を訪ねたが、お隣以外みな留守だったので、とりあえず家の片付けを始めた。数年前に来た時以来なのだか予想通りかなりのゴミ屋敷。とにかく衣類が大量に散乱していて、その間に未開封のおつまみなどが挟まっている。ただ、腐って臭うものはあまりないのが救い。
 なにはともあれ貴重品がありそうな机やタンスなどを探索。その傍らではっきりとゴミと分かるものと、自分たちが使いそうなもの(未開封のACアダプタとか)を分別してゆく。片づけられない人の定番で、同じものがいくつも出てくる。老眼鏡は既に30個ほど出てきた。ちなみに、妹である母親に見られたくないであろうものはできるだけ先回りして回収した(あちこちに散らばっているので多分回収しきれてない)。
 机の部屋をおよそ調べたところで気配を聞きつけて近所のおじさんがやってきた。母親がその応対で長話をしている間、自分一人で通路の確保。外の部屋と同じく衣類とおつまみが多いが、台所には鰹節やだし昆布、レトルト食品なども散乱している。よほどの新品以外はさっさとゴミ袋に投入。そうこうしているうちに14:00を過ぎたので、今日の探索は終わりにして次の用事に向かうことにした。
 次は市役所で年金や保険料の手続きと、戸籍書類の取得。支庁に初めて行ったが、市長の肝いりで移設された新庁舎は新しくてきれいだった。屋上に展望台まである。ついさっき母親が近所のおじさんから聞いた話では、税金の無駄遣いだと市民の不興を買っているとか。
 必要になると思って伯父の実印を見つけ出したのだが、役所の人によると本人が亡くなった時点でその実印はほぼ出番がなくなるらしい。相続人の実印が求められることはあるようだ。
 その後、葬儀と仕出し料理の代金を支払いに葬儀会社へ。市役所のすぐ近くにある。母親はカードで支払うつもりだったが、どうも限度額が足りないようで手続きが出来ない。自分のカードも試してみたが同じくダメだった。仕方がないので近くの銀行ATMへ現金を引き出しに。地銀のカードは支店のATMで限度額まですんなり引き出せたが、自分の都市銀行は店舗がないのでコンビニATMを利用した。ところが限度額まで引き出そうとすると「取引できない」と拒絶される。よもや札が足りないのかと思い、別の店に行ってみたが結果は同じ。AMTに設置されている電話機でサービスセンターに聞いてみると、いわゆる限度額は1日に引き出せる額で、1回に引き出せるのはさらに少額までだという。結局3回に分けて引き落として(なので手数料は3回分かかった…)なんとか現金を確保。徒歩でAMTを回ったので葬儀社に戻る頃には汗びっしょりになったが、無事支払いを完了。
 ということで今日のノルマは完了。17:20頃に実家に向けて出発。通勤時間にかち合ってしまったためずっと低速走行で、通常1時間程度で着くところが2時間近くかかってしまった。
 実家に着いて、まずは伯父の家で見つけた証書や印鑑、市役所の書類などを整理。母親も疲れていたので、父親と3人で最寄りの和食レストランで夕食。食後は実家で風呂に入ってから自分の家へ。