朝礼とミーティング。上司と年配の社員の話が長引いたため、自分と後輩はごく簡単な報告だけ。平和だ。
 午後に、仕様変更したソフトウェアの挙動を上司に見せて方向が正しいかどうかを確認。一部に古い仕様書を元に作ってしまった部分があったり、欲張りというか面倒くさい要望が上乗せされたりしたが、まあ許容範囲だろう。
 ただ、またしても上司お得意の「○×向けの特別版」がちらほら口に登るようになってきたのは気になる。実際、今やっている仕様変更も元はとある案件専用の特殊機能だったはずが、「やっぱり標準機能にしてしまおう」とか言い出しているし。こちらとしては「その場しのぎ」の特殊機能を取り込んで、一般のユーザーに取って意味不明な機能のキメラみたいなソフトにするのは気が進まない。
 まあ上司はユーザーの目に製品がどう映るかなどほとんど気にしないし、他の人間を含めて議論する機会も無いので、結論は最初から決まっている。一応は意見を言ってはみるが、多分無駄だろうな…。