いつも通り朝礼とミーティング。
 ミーティングの後、近く出張する予定の社員に計測系の操作説明。近日中にある顧客にこの計測系を貸し出し、現地でこの社員がデモンストレーションをするのだとか。
 不慣れな社員をそんな付け焼刃で行かせて大丈夫かいな?とも思ったが、今回は顧客に簡単な測定をやってみせるだけで、本格的な操作説明には熟練の社員が改めて訪問するということらしい。そういうことなら装置の使い方と顧客への説明の仕方をスパルタで叩き込む必要はないかも知れない。
 昼前までにインストールから初期設定までの説明を終え、午後からは本人に実際に装置を触ってもらいながら操作の説明。外国人社員なのでところどころルー大柴的に英単語を混ぜながらの説明になった。
 夕方までには一通り使えるようにはなったので、後は自由にいろいろ使ってもらい、時々様子を見にいくようにした。同じ部屋で装置に詳しい社員が仕事をしていて、自分が居ないときは彼がサポートしてくれていたらしい。
 実験の様子を見に行く以外の時間は、マニュアル・ヘルプ・報告書を適当にローテーションしながら書き進めた。