今日も今日とて組み込みプログラミングのお仕事。
 使っているマイコンのデータシートに不可解な記述があったので、英語の最新版で確認した。英語版も不可解ではあったけど、何度も読み返していたらあるとき急に意味がわかった。わかってしまえば日本語版の記述も意味を取れるようにはなった。英語版を書いた人も、日本語に翻訳した人も、もうちょっとマシな書き方もあるだろうに。
 昼休みに昼食のメンバーで、音の紛らわしい英単語の聴き取り問題をやってみた。この間の昼食の時に、LとRの聴き分けの話がでて、自分が「そんなにむつかしいかなあ?」的なことをいったら、「じゃあ実際にやってみな」という運びになった。
 実際のところ、LとRの聴き分けは世間で言われているほどは難しくないと思う。発音の練習を少しやれば大抵の人はそこそこ聞き取れるようになるのではないだろうか。なぜ「聴き取り」ではなく「発音」の練習なのかと言うと、人間は自分が発音出来ない音のは聴き取ることが難しいからだ。逆にいうと、発音を練習すれば聴き取りの力も上がることになる。
 この理論は『英語耳 発音ができるとリスニングができる(CD付き)』という本の受け売りなのだけど、実際にこの本の通りに発音の練習をやってみた上で実感していることでもある。
 で、テストの結果はと言うと、何とか面目を保つ程度の点はとることができた。このところずっと英語の練習をさぼっていたので、全然ダメだったらかっこ悪いな、といささか心配していたのだけど。ともかくありがとう、『英語耳 発音ができるとリスニングができる(CD付き)』!