嫌われものとしての物理学

今日の「NHKラジオ 徹底トレーニング英会話」の例文にこんなのがあった(日本語訳のみ引用)

好奇心から友達の物理学の本を読んでみたんだ。
著者は粒子と波動について何かを言っていたんだけど。
でも、僕には一言もわからなかったよ。
他の言語を読んでいるみたいだった。
ギリシャ文字や数学記号がたくさんあったからね。

実際、物理学を記述する数学は「他の言語」なので仕方がない面はあるのだが。それにしても、「物理学」はいろんなところで「意味の分からんもの」として扱われ過ぎじゃなかろうか。英語でGreekは「意味不明なもの」という意味だが、日本語の「物理学」も似たような使われ方を得てしまっているのだろうか。