Xperia開発者インタビュー

テクノロジー : 日経電子版

 Xperiaは東京チームが主導し、(2月に発表した)「Xperia X10 mini」などはスウェーデンの開発チームがリードして開発した。東京は一つの拠点ではあるが、設計チームはグローバルに広がっており、様々な部署が協力し合って作り上げている。

 ソフトウェアが日本主導だと聞くと不安になるのはなぜだろう。

XperiaAndroidの「バージョン1.6」を採用しているが、グーグルはすでに最新版の「バージョン2.1」を製品化している。今後、バージョンアップの予定はあるか。

 Xperiaは製品の特徴として「Timescape」などのアプリを重視した。そのため(最新ではない)バージョン1.6で開発したが、ユーザーにとっての使い心地がいいのであれば、パソコンと同様に市場動向を見ながら対応していきたい。グーグルのロードマップが決まっていないので、どこまで追うかは明言できないが、できるだけ対応するつもりだ。

 まだ2.xに対応するかどうか未定だとは…。使い勝手を重視してOSのバージョンアップを追わないとすると、OSに拘らない(興味が無い)ユーザーを購買層と想定しているのだろう。
 Androidをイジりたい自分はやはりHTC-Desireの方が向いてそうだ。

 ちなみに、このインタビューではマルチタッチの件には触れられてない。マルチタッチ非対応の噂を否定する公式発表もまだ無さそうだから、やはりハードウェアが非対応なのは確定ということだろうか。