IBEX

 今回の出張ではアイベックスエアラインの飛行機に初めて乗った。この航空会社は小型ジェット機の CRJ-700(70席) と CRJ-100LR(50席) (いずれもボンバルディア社製)での地方国内線を運営している。今日乗ったのは、より小型のCRJ-100LRの方だったが、2つほど気になったことがある。
 まずシート番号の見にくさ。乗客席は中央の通路の両脇に2席づつの4列で、各列には左翼側から順にAからDのアルファベットが割り振られている。ところがこのA〜Dが非常に分かりにくい。席の頭上(荷物入れの近く)に席番号のラベルが貼られていて、前から何番目かの数字はすぐに分かるが、A〜Dがどの席に対応しているのかがとても分かりにくい。これはA〜Dの文字が、イラストの中に小さく書かれているせいだ。搭乗前のアナウンスでも席の間違いが多いと言っていたが、これでは確かに間違う。
 もう一つはエンジン音の大きさに対する配慮。小型機なので音が大きいのは仕方がないが、キャビンアテンダントの声が聞こえないのはちょっと不便。飛行中のサービスのドリンクを選ぶとき、お互いに会話が聞こえなかったので、適当にカップを指差して選んだ。声でコミュニケーションが難しいなら、カップの柄で飲み物の種類が分かるようにするなどの工夫が欲しいところ。