感染症対策途上国

http://diamond.jp/series/tsujihiro/10071/

日本は国際社会から、奇異に見られている。英国のBBCは、成田の検疫騒動をヒースロー空港と比較して滑稽だと報道した。

情報ソースが見付からなかったけど、ネットには記事とか無いんだろうか?

これほど感染症に弱いことをさらけだせば、テロリストたちに付け込む余地さえ与えかねない。バイオテロの恐ろしさを、日本政府はまったく知らない。

病原体は探知機や犬で発見できないから、バイオテロは水際では止められない。

 感染症対策のモデルは、結核だ。結核をコントロールできない国は、他の感染症のコントロールなどできない。日本の結核罹患率は、欧米先進国のおよそ 10倍で、都市部の新規患者数はネパールなみだ。

そう言えば少し前からテレビで「結核って終わった病気じゃないんですね」とかCMが流れてたっけ。他の先進国はかなり抑え込んでいるいけど、日本ではそれが出来てないってことか。

 常識すら備えていない厚生労働省の犯罪的な政策だ。感染防止体制が整っていない医療機関への受診強制は、患者を院内感染の危険にさらすようなものだ。

やっぱりインフルエンザが疑われるときは軽率に病院に行ってはいけない。でも当初マスコミは受診を拒否した病院を叩いてたっけ。

世界の6割のタミフルを消費、しかも予防的投与をしてしまう日本が、耐性新型インフルエンザの輸出国になる可能性は低くない。

ただの風邪でも医者に薬をもらわないと気がすまない人が多いからなあ。とりあえず"特効薬"を飲んでおきたいってことなんだろう。