どうもこの1週間ほど頭の働きがにぶい気がする。
それを自覚するのは論文や本を読んでいて内容が頭に入ってこないとき。そういうときは単純に読むスピードも遅い。
このごろ気温が上がってきたから単にちょっと疲れているだけかもしれないが、また抑うつが出掛かっているのかもしれないので油断できない。最近の大学院がらみのニュースに過敏になっているのが良くないのかも。

ともかく今日も、調べ物の傍ら、前から要望のあった「計測の所要時間を内部で計算してユーザーに表示する機能」を試験的に実装してみた。
この機能、要望を出す方からすると簡単に見えるのかもしれないが、実はそれほど単純でも無い。件の計測はシーケンスが結構複雑で、ウェイトや平均化など所要時間に影響するパラメータが多い。その上ファームウェア側で細かい高速化をしているので、計算する場合はそれも考慮に入れないといけない。
それでもとにかくシーケンスの各ステップでの所要時間を一つずつ確認してトータルの所要時間を計算できるようにした。計算した所要時間と、ストップウォッチで計った実際の所要時間とを比べてみると、あにはからんや、だいぶ値が違っている。計算では約5秒のはずが実測してみると約7秒かかっている。まぐれで正しい計算結果が出るようになることを期待して計算式を適当にいじってもみたが、どうにもうまくいかない。何かを見落としているようだ。
明日もう一度、計測のシーケンスを調べ直してみることにする。