『お葬式をどうするか』

少し前から読みかけていた本の残りを、今回の葬儀が終わってから読み終えた。
仏教と葬儀について知らなかったことがいろいろ書かれていて非常に参考になった。また、葬式に代表される身近な仏教の風習と、本で読む仏陀の教えとの間に大きな違和感をずっと感じていたのだが、その理由について知ることができた。
本書は葬式に関する知識だけでなく、死者を悼む方法についての著者の考えも述べられている。「故人のことは早く忘れてあげなさい」「」など、著者の意見は一般的に信じられているものとは大きく違っているが、私には著者の意見の方がより自然に思えた。