『My Job Went To India』

出版された直後に店頭で見たときはオフショアリングの指南本だと思ってスルーしたのだが、読んでみればソフトウェア開発者の研鑽についての優れたガイドであった。本書はもともとPragratic Bookshelfの一冊であり、「達人プログラマー」の続編とでも言うべき内容だった。「達人プログラマー」に比べると、本書はプログラミングに関する記述は少ない代わりに、企業で働く技術者の考え方や仕事術に重点が置かれている。職業としてプログラム開発に関わる技術者にとって「達人プログラマー」に並ぶ必読書になるかも。