なんかしんどい。思った以上に設計が進まない。もっとすんなり済むと予想していたのだが、見通しが甘かったと言うよりない。けっこう凹む。落ち着いて考え直したいのだが、会社は暑くてとても集中できたものでは無い。家で考えることにする。

家に帰って、ソフトウェアの設計を考えようとしたときに、考えようとすると頭の奥のほうで頭痛がすることを自覚した。どうやら思いのほかストレスが溜っているらしい。
そういえばこの頃、仕事が思うように進まなくて毎日劣等感を抱いている。今回の開発をずっと一人ぼっちでやって来て、社内には技術的な事を相談できる相手もいないので、こういう時は結構つらい。夜もなかなか寝つけないし、体もだるいし、下手するとうつの一歩手前なのかもしれない。

もっとも、こういう状態は前に何度も経験しているので、自分なりの対処法はある。前は設計やコーディングをストップして、技術書を読み漁っているうちに解消した。まずは脅迫観念の元になるものを一時的に忘れ去り、優れた本をあせらずに読むことでモチベーションを回復できたのだと思う。このような目的には、特定の領域の解説書より「プログラミング作法」や「Code Complete」などのような汎用的なものが効果的なようだ。
これをやっていると当然仕事は遅れる。そういう意味ではプロとして非常に問題のある行動なのだろう。(以下、自己弁護)しかしだからと言って歯を食いしばって無理をしても事態が好転するとは思えない。誰かに代わってもらうことも手伝ってもらうことも不可能な現状では、自分が潰れてしまうよりはマシだと判断する。