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非線型光学では物質と光が何度か相互作用するのだが、相互作用と相互作用の間には物質の状態が時間的に変化する。これを数式で表現する場合、物質の状態は密度行列で表し、光と物質の相互作用は電場と双極子の相互作用による摂動として考え、時間変化を表すのにはグリーン関数を用いる。
(ちゃんと説明すると長くなるし、興味のある人もいないだろうから説明はしない)
まあともかく、今書いている論文の理論展開の中でグリーン関数が出てくるので、いちおう勉強したほうがいいかなと思って手頃な参考書を読んでいる。まだちょっとしか読んでないので自分では判断できないが、定評のある本らしいので悪い本ではなかろう。