母親の実家で二七日の法事と納骨。
 朝7時半過ぎに家を出て、母親を拾いにまずは実家へ。今日は法事の後で草刈りをすることになっているので、野良仕事用の服なども載せた。父親は道具を積んた軽トラで少し遅れて出発する。
 自分の家から向かった通夜のときと違って、実家からだと建設中の高速を利用(無料)できるので信号が少なくて運転がすごく楽だった。
 普段着で良いとのことだったが、一応真っ白のシャツと黒いジーパンにしておいた。
 午前11時から30分ほど読経。今日は遺骨を墓に納めるので、墓石を開けてもらうため石屋に連絡。あらかじめ伝えてあったより少し早かったので、石屋はまだ他の場所で仕事中だった。しばらく待ってから住職と身内の5人で墓地へ。
 墓地には既に石屋と近くの親戚が4人ほど来ていた。遺骨を骨壷から布袋に移し、墓石の中に収めた。さらに読経と焼香をして、昼過ぎには今日の法事はおしまい。
 
 昼食は、満中陰の食事処探しを兼ねて和食の料亭を当たってみた。一番近い店で昼食を摂った後、グーグルマップで探した店を3店ほど回った。うち2店は立地がいまいち(病院の真正面)だったり狭すぎたりでダメだったが、最初に寄った店は雰囲気も距離もなかなか良かった。ただ、予約が取れるかどうか確認が必要ということで、日程を決めてから改めて連絡することになった。
 帰宅して少し休んでから、皆で裏庭の草刈り。前に父親が草刈機で大まかに刈ってくれていたので、今日は主に植木の剪定と溝さらいなど。伯父の持っている電気式のバリカンみたいな機械でツツジなどを適当に刈ったり、ハサミとノコギリで伸びすぎて倒れているアジサイを剪定したり、溝をクワでさらったり。
 伯父の家では処分が難しいということで、大量に出た草や枝葉のゴミと、祖母が使っていてもはや不要になった植木鉢などが、帰りのトラックに山盛りに載せられた。
 そうこうしているうちに日が落ちてきた。夕飯は皆で近くの海鮮食堂へ。食事の後そのまま帰れるように、全員別々の車で。
 居酒屋っぽかったが、酒は無しで刺身や天ぷらや焼き鳥を適当に注文した。伯父と父はゲソの天ぷらがいたく気に入ったようだ。と言うか、お好み焼きのソースとマヨネーズがお気に召したのだと思う。
 9時前に食事を終えて皆それぞれ帰宅。行きと同じく父親は軽トラで、自分と母親はワゴンRで実家へ向かった。ごみを満載した軽トラよりは早く帰り着くと高をくくっていたのだが、気がつくと軽トラに先行されていた。一体いつの間に、ていうか、あれだけ荷物積んでスピード出すなや!
 実家に着いて、父親のために録画してあった大河ドラマを皆でぼんやり見てから、風呂に入り、一人自分の家へ。