出荷前調整の装置で、読み違えていた仕様が見つかったのでその修正。そこを実装するときに仕様に記載がなかったと思い込んでいたが、後で仕様のメモを読み返してみたらちゃんと記述があった。失敗。
 さらに昨夜、出荷前調整の担当者からバグ報告と要望が1つずつ出ていた。バグの方は、ある動作が完了する前に待ち時間が終わってしまうというもの。
 この動作は、本来組み込まれるはずにもかかわらず未だ完成していない装置の代用に自分の担当した装置を充てるために後から急遽追加したもの。当然、仕様の詰めも甘く実装にも無理がある。
 ともかく原因を詳しく調べてみると、元々1系統しかなかった機能を並行に2系統動かしていいることが原因だった。今の組み込み系のスペックとソフトの構造では、正攻法で対処するのは難しいので、システムの担当者と相談して次善の仕様に変更した。その旨伝えた上司はその仕様で大丈夫か心配な様子だったが、当の担当者がOKを出しているし、それより良い手もないということで納得してもらった。
 午後から実際にその作業を進め、夕方までに動作試験のシステムに反映させた。