先日装置を組み付けたシステムは、自分の担当分はひとまず区切りがついた。このシステムについてはいずれソフトウェア(の自分と無関係な部分)で一悶着もふた悶着も起こることがほぼ確実に予想できるが、立場上自分には手の出しようが無い。担当者には既に何度も警告はしているが、彼もその上役も特に具体的な対策を取っている様子はない。彼らが何を考えているかさっぱり分からないが、そうなると自分に出来るのは、事態が窮してから巻き込まれないように極力近寄らないようにすることくらいだろう。
 それはともかく、これで当面の主な仕事が無くなってしまうので、しばらく前に中断した目的が分からん優先度の低い作業を再開するようにと上司から指示を受けている。作業というのは、既にC++でリリースしているのと同じソフトウェアを別の(あるお偉いさんのお切り入りの)開発ツールで作り直すという意味不明な作業である。動作するプラットフォームは同じWindowsなので、移植ではなく、単にこのお偉いさんが気に入っている(と言うか誰かのセールストークを盲信している)開発ツールで作り直せということらしい。
 ところでこの開発ツール、そもそもプログラミング言語と呼んでよいのか迷うほど手続き型言語からかけ離れたツールなので、自分の知識がまるで役に立たない。(ここまで書けば分かる人にはどのツールか分かるだろう)さらに、さほどマイナーなツールでもないのに、ウェブ上の情報も書籍も少なくて難儀する。こんなツールを使いやすいと言っている連中はみんなツールベンダーに金を握らされているに違い無い!(暴言)
 ということで、今日は少し戦略を変えて、ネット上で見つけたツールの「コツ」を頼りに、関連する情報系の技術(ステートマシン)について突っ込んで調べてみた。このツールを使いこなすのに役立ちそうな情報はお世辞にも多いとは言えないが、それでも条件を絞って検索をするといくつか有益そうな資料が見つかった。これを理解できれば開発に見通しが立つかもしれない。
 ということで、あと1〜2日かけてさらに調べてから、小さいプログラムで実験してみることにする。それで行けそうなら、作りかけのプログラムをリファクタリング(と言えるか不明だが、それっぽい感じに微修正を重ねる)していくとしよう。
 

 帰宅後、一休みしてから買い物に外出。家電量販店でNASのバックアップ(ミラーリング)用の外付けHDDを購入。本屋で新刊を買ってから、途中にあったレンタルボックス(1畳〜5畳程度のシャッター付きレンタルスペース)に寄ってみた。
 車からみかける看板には利用料は「月6000円台〜」とか書かれているが、実際に近寄って詳しく見てみると、基本料金に加えて鍵の使用料と火災保険料と保証金が必要らしく、基本料金が月6000円の一番安いタイプでも契約時には29000円近く必要になる。もっとも、解約時に保証金12000円+消費税は返ってくるらしい。とすると、もし1ヶ月だけ借りるとすると月あたり約15000円かかることになる。うーん、これはちょっと高いかも。