朝から測定をしようとしたら回路がまたしても怪しい動きをしている。症状だけみると必要なアナログ電圧が出ていないように思える。でも、昼休みを遅らせて関連しそうな回路をたどってみると特に問題はなさそうにも見える。
 午後から動かしてみると問題なく動作するようになった。筐体をラックから外して中を開けたりしているうちに接触が回復したのか、それともソフトウェアの再起動で直ったのだろうか?いまいちすっきりしないが詳しく調べている余裕は無いので実験に移る。
 まずは普通の使い方で問題がないことを確認する。普通にいくつかの方法でデータを取ればいいのだけど、なるべくきれいなデータになるように心がける。
 引き続き安定性の評価測定。気温や内部の発熱などが測定性能に与える影響の具合を評価するために、同じ条件の測定を5分ごとに2〜3時間行ってデータを蓄積する。これはなかなか面倒くさい。結局そのまま夜まで実験を続けて、今回の評価に必要なデータの大半を取った。