今日は朝から少し評価測定をしてた。その後は、仮装着してあった回路を本番用に交換したり、ケーブルを通すための穴をドリルで開けたり、検収資料に使う写真を撮影する作業などの手伝い。
 一通り終わって一息ついたら、上司から昨日の測定データはいつになったら出すのか?と叱責を含んだ催促が。いや、昨日は夜遅くまでずっと測定を続けてたし、今日は一緒に作業してたでしょうに。どこにデータ処理の時間が?それにもしそこまで急ぎで必要ならなぜ前もって言っておかないのか?
 憮然としつつ、測定の結果を急いで知りたいのかと思い、特急で印刷して持っていったら、「これじゃ客に見せられない」といよいよ不機嫌に。えー?さっきは結果を急いで知りたいって言ったじゃないの。そう言われたからかそ、体裁を整える代わりに最低限確認できるものを急いで用意したのに。それにお客に見せるというならなら、その時(来週)までに綺麗に仕上げたのを用意するよ、当然。
 そうか、この人はトレードオフが出来ない人なのか…、と絶望的な気持ちになりつつ、こちらもいよいよ憮然としつつそこそこ見栄えも良い資料を超特急で作った。データの変化がわかりやすいように、動画にしたものと変化量を一目で比較できるものも作った。上司も前回同じデータの資料を作ったらしいが、効果的な資料を作るツールも使わず、非効率な方法で分かりにくい資料を作っていたようだ。おそらく今回はその3分の1程度の時間で3倍は効果的なものが出来たと自負している。さすがの上司も舌を巻いている風だったので、少しだけ溜飲を下げることが出来た。