9割方同意。
ただ、後半の「管理職をプレイングマネジャーにすれば管理業務にのめり込み過ぎることが減る」という意見には同意しかねる。管理業務のポイントが分かっている人がプレイングマネジャーになら問題はないけど、「管理職は人を管理(=監視)するのがお仕事です(キリッ)」と言う人にやらせるとどっちもまともに遂行できなくなって目も当てられない事態になる。
それに、「上司は現場に嫉妬する*1」ものだから、正しいマネジメントが出来ないマネジャーを兼業プレーヤーにしたら、「4番ピッチャー俺!」のために優秀な部下を補欠に押し込める独裁キャプテンが出来上がるだけだろう。監督やマネジャーは、プレーヤーのリーダーであるキャプテンとは別の仕事だ。
最近「プレイングマネジャーにはなるな。しっかり正しいマネジメントをやれ。」と主張する本をたまたま2冊立ち読みした。(『そうか、君は課長になったのか。』と『あなたの会社は部長がつぶす!』)プレイングマネジャー論についてはこれらに同意する。