HTC Desire購入に合わせて自宅に無線LANを導入した。今回購入したのはNECの「WARPSTAR Aterm WR4100N」という無線LANルータ(親機のみ)。近くのジョーシンで4780円だった。
NEC AtermWR4100N PA-WR4100Nposted with amazlet at 10.05.14
肝心のDesireはいま充電中なので、先にノートPC(Ubuntu9.10 on Let's note CF-W7)で無線LANを使えるようにした。
詳しく調べてないが、UbuntuのGnomeネットワークマネージャのアプレットでは、無線LANのWPS機能などは使えなさそうだ。そこで、ネットワークマネージャで設定可能な通信方式(具体的には暗号化方式をWEP 40/128、暗号強度を128ビット、指定方式を13桁)に合わせてルータを設定することにした。 (追記)WEPは安全性が低いようなので、後日、暗号方式を変更した。無線LANの暗号方式を変更 - どことなく技術屋な日々
有線LANでWR4100Nを設定
ノートPCを有線LANに接続し、ブラウザ(Google Chrome)を起動。URLに「192.168.0.1」と入力してルータの設定画面を開く。
最初に管理用パスワードの設定を求められるので、適当なパスワードを入力する。
続いて管理画面に入るためのユーザー名とパスワードが求められるので、ユーザー名に「admin」、パスワードに先ほどのパスワードを入力する。
プロバイダ設定
「基本設定」ー「接続先設定」で、接続先名を適当に決め、契約時にプロバイダから書面で通知されているユーザー名とパスワードを入力する(ユーザー名の書式はメールアドレスに似ているが、別のもの)。「設定」ボタンを押して設定を確定する。
正しく接続されていれば、トップページの接続先リストのどれかが「インターネット利用可能」になっている。
LAN側設定
必要なら「詳細設定」でDHCPなどの設定を行う。(LANに接続する機器のIPアドレスを自分で決める必要がない場合はDHCPを有効にしておけばいい)
ECOモード設定
必要なら「ECOモード設定」でECOモードにする時間などを設定する。
無線LAN設定
「無線LAN設定」ー「無線LAN設定」で無線機能の「使用する」にチェックを入れる。
SSIDに本体横に印刷されているSSIDを入力する。
暗号化モードに「WEP」を選び、暗号強度を「128bit」、指定方法を「英数字(13桁)」にする。暗号化キーには本体横に印刷されている暗号化キーを入力する(デフォルトで入力済み)。 (変更)無線LANの暗号方式を変更 - どことなく技術屋な日々
ノートPCの設定
ノートPCのGnomeのネットワークアプレットを右クリックして表示されるポップアップリストで「接続の編集」を選択する。
「無線」タブを選択し、「追加」ボタンを押す。
適当な接続名を入力し、自動的に接続するにチェックを入れる。
「無線」タブのSSIDにルータのSSIDを入力する。(モードはインフラストラクチャ、BSSIDとMACアドレスは空白、MTUは自動)
「無線セキュリティ」タブのセキュリティに「WEP 40/128-bitキー」を選び、鍵にルータの暗号化キーを入力する。(WEP一覧は1(デフォルト)、認証はオープンシステム) (変更)無線LANの暗号方式を変更 - どことなく技術屋な日々
セキュリティの設定
電波が漏れて自分以外の端末(近所の人のノートPCなど)が接続できないように接続を制限しておく。
「無線LAN設定」ー「無線LAN設定」の無線LAN端末(子機)の接続制限で、「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」と「MACアドレスフィルタリング機能」を有効にしておいた。
MACアドレスフィルタリングをかけるには接続を許可するネットワークデバイスのMACアドレスを設定しておく必要がある。MACアドレスフィルタリングをかける前に一度WR4100Nに接続しておくと、デバイスのMACアドレスがルータの履歴に残り、フィルタリングの設定のときに選択できるようになる(MACアドレスを手入力しなくて済む)。
あと、あまり大した意味は無いが、使用に支障の無い程度に電波の出力を弱くしておいた。ワンルームで使うので一番弱い(25%)出力でも問題ない。