Embedded Software Manufactory: なぜドキュメントを書かない?
日本の小規模な組込みソフトウェアプロジェクトでは、プログラマが仕様も作成し、マーケティングもテストも品質保証もしなければいけないことが少なくない。品質保証という名が付く担当部門があってそこに担当者がいても実施的なソフトウェアの品質保証作業はプログラマがやっていることもある。
だれからも読まれないドキュメントを作るのは確かに辛い。誰かが読んでくれるから、自分や他の誰かのために役立つからドキュメントを書こうという気になる。
日本のソフトウェアプロジェクトがドキュメントを書かない理由のひとつに「誰も読んでくれない」ということがあると思う。