昨夜もなかなか寝付けなくて、結局3時間くらいしか眠れなかった。今日もコーヒーと緑茶とブラックブラックガムのカフェインに頼って覚醒状態を保つことになった。
 今日は主にユーザーからの問い合わせの応対と、今月の実験の報告書作り。一ヶ月近くかかった割に実験自体の成果はいまいちだった。2つあった目的のうち達成できたのは1つだけ。もう一つは今回のやり方では実現が難しいということが分かった。最大の収穫は、別に特殊でもなんでもない実験なのに、やり方を知っている人間が社内にほとんどいないということ、そしてその手順書のようなものも作られていないことがよく分かったことだろうか。
 今回借りた実験装置はもうすぐ返却して使えなくなる。次に実験の続きをできるのはだいぶ先になりそうだ。せっかく覚えたやり方もそれまでに忘れてしまうだろう。次にまた同じ失敗を繰り返すのはあまりにバカらしいので、合間をみて手順書を書いている。
 ちなみに標準的な実験手順の文書化を上司に訴えたが、「次は途中まで分かっている社員にやってもらってはどうか」とのことだった。そりゃ誰でもやれるようにマニュアル化・仕組み化するより「できる人間に丸投げ」すれば早いだろう。けど、こんな普通の実験まで個人技に頼るのは会社組織としてあまりにリスキーだと思うのだが。

 夜遅く実家から電話が。いつからか分からないが、門の中に見慣れないリュックがあると言う。つい最近、近所に泥棒が入ったこともあるというので、すぐに警察に連絡するように言った。
 しばらくしてまた電話が。警察に連絡した後で弟にも連絡したら、弟が盆に帰省したときに忘れて帰ったものだったらしい。と言うことは両親は2週間もリュックに気づかなかったということになる。せっかく着てもらった警察官にお詫びして帰ってもらったとのこと。どうせ弟に電話するなら、なぜ警察に知らせる前にしなかったのかはさっぱり分からない。