一気に読了。宋文洲氏の本はいつも「うんうんその通り」と頷きながら一気に読めてしまう。
それにしてもまた誤解されそうなタイトルが付けられたものだ。タイトルからは「社員は歯を食いしばって根性で仕事をさせればよい。モチベーションを上げる必要などない。」といった内容が予想されるが、実は「社員のモチベーションを上げるなんて出来っこないから、そんなもの無くても仕事が進むような仕組みをつくりなさい」といった論旨で書かれている。
おそらくこのタイトルは、「仕事は根性」的な精神論を期待する人の目にとまることを狙ってつけられたのだろう。確かにそういった人たちにこそ本書は有意義(むしろ衝撃的かも)なものになるだろう。